高金利と為替差益

なぜ、わざわざ外貨預金をするのかと言うと外貨預金にはメリットがあるからです。

その第一のメリットは高金利による高い利回りです。

 

それぞれの国には金利と言うものがあります。

ですから外貨預金の金利もそれぞれの国の金利水準に左右されます。

 

このことは通常であれば外貨預金の金利がいつでも円預金を上回るわけではないことを示しています。

 

ただ現時点の日本の低金利状態では多くの外貨預金が円預金よりも高金利となっているために外貨預金のほうが金利の利回りが高い状態です。

 

第二のメリットは外貨預金を円で引き出す際、為替変動による差益を出すことが可能になることです。

 

これを「為替差益」といいますがやり方を間違えると逆に為替の変動で損をする場合もあります。

これを「為替差損」といいます。

 

外貨預金で「為替差益」を得るには基本的なタイミングのとり方があります。

それは、「円高の時に預けて、円安の時に引き出す」です。

 

100万円の現金をUSドルで外貨預金することを例にあげて見ましょう。

ここではわかりやすくするため仮に為替レートが、1USドル=100円だとします。

100万円で1万ドルの外貨預金ができることになります。

 

年利が5%で1年間預けると1年後には元本と金利あわせて10500ドルになります。

利息の20%は源泉徴収されますから引き出せるのはそれが差し引かれた10400ドルです。

 

これを解約して円で受け取るとしてそれが「為替差益」になるのか「為替差損」になるのかは最初に外貨預金した時より円高になっているのか円安になっているのかで決まります。

 

まず円高で受け取った場合の「為替差損」になる計算です。

最初外貨預金した1ドル100円から10円の円高つまり1ドル90円の時に

円で預金を引き出した場合

 

10400ドル×90円=936000円となります。

 

最初100万円預けていたのでこの場合利息を受け取っているにもかかわらず64000円損しています。

 

次に円安で受け取った場合の「為替差益」の計算です。

最初預金した1ドル100円から10円の円安つまり1ドル110円の時に

円で預金を引き出した場合

 

10400ドル×110円=1144000円となります。

 

最初の100万円に加え利息までが「為替差益」の恩恵を受けましたので144000円の利益となります。

 

リスクがないわけではないですが国内の預金では出せない利益が外貨預金で出せるのです。

 

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